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アトピーの人の洗濯の心得

アトピーの人にとって「洗濯した服でかゆみなどの症状が出る」というのは、結構深刻な問題です。

 

もちろんその症状の原因は「服の繊維そのものに問題がある」というケースもあるのですが、それだけではなく「洗濯洗剤の成分が服に残っていて、それが肌刺激となっている」というケースも、かなり多いんですよ。

 

どうすれば、洗濯洗剤による肌刺激リスクを減らせるのでしょうか?

 

合成洗剤は絶対にやめるべき?

「アトピーの人の服を洗濯するなら、合成洗剤の利用は絶対にやめて、洗濯用の石けんを使うべき」という意見は、よく見聞きしますよね。

 

しかし・・・現実問題として、洗濯用の石けんを使うと「洗い上がりに石けんカスが残りやすい」「洗濯槽も汚れやすい」「服の汚れがきちんと落ちない」などの問題が起きがちなのも事実です。
「アトピーだからと言って、洗濯の合成洗剤を徹底排除する」というのは、結構きついものなのです。

 

きちんと汚れ落としをして、石けんカスなども残さず、ストレスなく洗濯を済ませるには「合成洗剤の使用をやめるよりも、そこにひと工夫を加える」と考えたほうがラクだと言えます。

 

セスキ炭酸ソーダを足してみよう!

合成洗剤を使用しつつ、「洗い上がりの服への洗剤成分残り」のリスクを避けるために有効なのが、セスキ炭酸ソーダの利用です。

 

「合成洗剤の使用量をいつもの半分に減らし、セスキ炭酸ソーダを小さじ2杯〜大さじ1杯ぐらい入れてみる」という工夫をすると、セスキ炭酸ソーダによる皮脂汚れ・たんぱく質汚れ落としの作用を得ながら洗濯できるので、きれいな仕上がりでありながら、「洗剤を使う量が少ないので、洗剤成分残りも少なくなる」という効果が得られます。

 

すすぎの回数を増やそう!

洗い上がりの服への、洗剤成分残りのリスクを減らすためには「すすぎの回数を増やす」というのも、非常に有効です。

 

今の洗濯機は、節水を意識しすぎて「すすぎの水の量と回数が抑えられている」というものが多いんですよね。
だからこそ、洗剤成分残りのリスクが高いのです。

 

ですから、「洗濯器の標準コースに全部おまかせ」ではなく、あえて手動操作を加えて、すすぎの回数を1〜2回増やしましょう。

 

柔軟剤はどうすればいい?

アトピーの人の洗濯問題として、「柔軟剤をどうするか」というのも重要です。

 

市販の柔軟剤成分にも、肌刺激リスクがある成分が使われていることが多いからです。

 

もちろん、柔軟剤を使わなくても大丈夫なら、それが一番いいのですが、冬場など服の静電気が気になる季節は、そうも言っていられません。

 

柔軟剤の肌刺激リスクをなるべく避けるためには、まず「自分がいつも使っているリンスを柔軟剤代わりにする」ということから試してみるのがおすすめです。

 

それでもダメなら、グリセリン・クエン酸・アロマの精油を使ってオリジナルの手作り柔軟剤を作ってみましょう。

 

グリセリン大さじ2・クエン酸大さじ1・さらに精油を数滴加えてよく混ぜたものを柔軟剤として使います。
精油は、抗アレルギー作用があると言われるラベンダーやカモミール・ティートゥリーなどが特におすすめですよ。

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